ナチュラルメイクとは、すっぴんのような自然な仕上がりのメイクのこと。すっぴんよりも肌がきれいに見えて、血色感があり、表情豊かな柔らかい印象を与えることができるメイクです。
特に就活中の女性には必須のメイクテクニックと言えるでしょう。顔色が良い、表情が明るいというだけで、面接官に好印象を与えることができますからね。
「でもナチュラルメイクって具体的に何をどうすればいいの?」
「きれいに仕上げるポイントってある?」
そんな皆さんに向け、当記事ではナチュラルメイクの仕方や、メリットなどをご紹介いたします。当記事を読んでぜひ皆さんも実践してみてくださいね。
透明感アップ?ナチュラルメイクの仕方とは
ナチュラルメイクは肌の質感を高め、血色感を出し、はりつやのある美しいお肌を演出することができるメイクです。
前述のように就活中の女性は基本的にこのメイクをすることになるでしょうし、婚活などのシーンにおいても役立つメイクだと言えるでしょう。仕事、恋愛、色々な場面で活用される、お化粧の基本ともいうべきメイクです。
では具体的にどのようにすれば自然な感じを出すことができるのでしょうか。まずは下地(ベースメイク)からです。
なお、ここでは述べませんが、化粧前の洗顔や保湿は忘れないようにしてくださいね。
①下地で透明感&質感をアップ!
まずはベースメイクです。ベースメイクは毛穴や肌トラブルを隠したり、色ムラを補正したり、肌の透明感&質感をアップするのに必要なメイクです。
「ベース」と付く化粧品はすべてこのベースメイクのための化粧品だと考えてくださいね。
下地をまずは顔全体に薄くのばして、その後次の行程へと移ります。
②コンシーラーで肌トラブルをカバー
下地ではどうしても隠し切れない肌トラブルもあります。たとえば目のくまや、鼻の両脇にある毛穴、口角のくすみなどがそうです。そういった部分はコンシーラーを使ってカバーするようにしてください。
コンシーラーはリキッドタイプのものがおすすめです。自分の肌と同じ色、もしくはそれより若干暗い色を選びましょう。
注意点としては、隠すといっても厚塗りはしないということです。厚塗りをすると「化粧をしている感」がどうしても出てしまいますし、下手をすると「不自然」な仕上がりになってしまいます。
あくまで気持ち程度につけるようにしてくださいね。
③仕上げにリキッドファンデーション
仕上げに顔全体にリキッドファンデーションをムラなくつけましょう。より自然な感じを演出するには、ブラシを使ってつけるのがおすすめです。
顔の内側(鼻の辺り)から外側に向かってブラシで肌を撫でるようにつけていくのがポイントです。
リキッドタイプのファンデーションを使うと、顔に自然なツヤが出てきて、よりナチュラルな印象になります。
④眉や目、頬、唇などのポイントメイクも忘れずに
顔のメイクが済みましたら、次はポイントメイクをしていきます。まずは眉についてお話ししますが、これは髪の色と近いパウダータイプのアイブロウがおすすめ。
いかにも眉を描いているという感じが薄れるため、自然な仕上がりになります。髪の毛の色と同じ色合いのアイブロウを使用することで、全体的に調和の取れた印象になりますよ。
続いてはアイメイクです。アイラインとアイシャドウは欠かすことのできないメイクです。これをしないと、顔の印象にメリハリがなくなって、どうしても「手抜き感」が出てしまいます。ブラウン系統のアイシャドウを使って目元を演出すると綺麗に仕上がります。
アイシャドウは上まぶた全体に薄くなじませる感じ、アイラインはまつげのきわにそってペンシルアイライナーで描きましょう。
仕上げに目尻にブラウン系のリキッドアイライナーでアイラインを描くと、美しい目を演出することができます。
続いては頬のメイクについて。頬にはチークを使用しますが、これはコーラル(珊瑚色)の練り系がおすすめ。頬骨のやや下あたりに、量に注意しながらつけていきます。
つけたあとはハイライトでなじませるとよりきれいに。これで血色感のある自然な質感が演出されました。
最後に唇です。こちらもチークと同じコーラル系のリップを使用するとよいでしょう。ムラなく全体に均等になじませてください。
これでナチュラルメイクが完了となります。「ナチュラル」といっても意外と気を遣うことが多く、自然な感じを演出しなければならないので意外と難しいのがこのメイクの特徴です。
まとめ――ナチュラルメイクのメリット
以上、ナチュラルメイクの正しい仕方をご紹介いたしました。
ナチュラルメイクはすっぴんに近い仕上がり、でもすっぴんよりも美肌感・透明感が増すメイクです。
就活や婚活などのシーンにおいて、飾らない素敵な人、素が美しい人との印象を与えることができるのが、ナチュラルメイクのメリットだと言えるでしょう。
ナチュラルメイクとは言うものの、それを実現するには繊細なテクニックが必要ですし、最初は失敗することもあるかもしれません。
しかしこのメイクを極めれば、色んなシーンでモテること間違いなし。ぜひ皆さんもナチュラルメイクに挑戦してみてくださいね。